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エステバンの事件簿 ~怪盗フォティダス編 第68回~
2009/01/28(Wed)
厚手の生地で織り上げられた、落ち着いた紫色のカーテン。それを両脇に従えた四角形の窓から、石造りの街並みを見下ろす事ができた。秋も終わりにさしかかろうとしている空は今日も灰色にどんよりと薄暗い。部屋の床には毛足の長い柔らかな紫紺の絨毯が敷き詰められ、しっとりとした光沢を放つまでに磨きこまれた高価な木材でできたいくつもの家具が目を引く。中央には磨きこまれた大理石でできた円形のテーブル。部屋の広さはさほどではない。また、家具とテーブル以外には何も置かれていない点が幾分の寂しさを感じさせた。とはいえ、この部屋が洗練された上流階級の人間のためにしつらえられたものである事は確かであった。
窓際に佇む一人の長身の女性。胸元が大きく開いた薄紫色のドレスから覗く白磁の肌は滑らかで美しく、蟲惑的な紅い唇、通った鼻筋、意思の強そうな両の眼、いずれを見ても美女の類に入る事は疑いない。全体的に漂う勝気だがどこか底の知れない雰囲気と肉感的な身体の線が、彼女に妖艶と呼べる印象を持たせていた。暗めの翠色をした艶やかな髪は、小さな宝石をちりばめた銀の髪飾りでまとめられ後頭部に結われている。うなじに垂れかかった後れ毛をそっと指で弄びながら、彼女は物憂げに窓の外の景色を見下ろしていた。
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ララポート
2009/01/25(Sun)
こんにちは。中の人です。
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エステバンの事件簿 ~怪盗フォティダス編 第67回~
2009/01/18(Sun)
フォティダス達が所属不明の艦隊と遭遇した、ちょうどその頃。
アルギン沖から北へ数日進んだ海域。イスパニア領ラスパルマスの沖合いで、一隻の奇妙な格好をした大型艦が数隻の戦艦に取り囲まれていた。互いの間に友好的な雰囲気は微塵も感じられない。絶え間なく響き渡る砲声と喚声がそれを証明していた。戦艦のマストは毒々しい漆黒に塗り込められ、思い思いの形をした髑髏が描かれている。この辺りを縄張りにする海賊達であるらしかった。
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スキー三昧
2009/01/17(Sat)
こんにちは。中の人です。
先週の三連休、新潟県は妙高高原までスキーに行ってまいりました。
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エステバンの事件簿 ~怪盗フォティダス編 第66回~
2009/01/08(Thu)
セビリアから遥か南西。中秋を過ぎようというこの季節になっても、熱帯に属するこの西アフリカ海域では一向に涼しくなる気配が感じられない。しかしこのところ天候は優れず、今日も重苦しい鉛色の雲が垂れ込めている。その雲の群れが見下ろす蒼と言うよりはむしろ翠色に近い海の上を、一路北上する船団があった。軍艦と思しき大型艦も見えるが、正規の戦艦隊にしては艦種がまちまちである。見る者が注視すればすぐに気づくであろう。各々の艦のマストに掲げられた国旗もまたばらばらであることに。フランス、イスパニア、それに国旗ですら無い、【U】一文字を染め抜いた奇妙な旗も見える。
それはイスパニア王都セビリアを目指して海を駆ける、フォティダス達の艦隊であった。
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今年も宜しくお願いします
2009/01/07(Wed)
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願い致します。
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